だいぶ前に、マビノギの起動方法が変わり、今までのクライアントバックアップではマビノギがバックアップできなくなってしましました。
そこで今回はそんなマビノギのバックアップを行う方法をご紹介します。
ただし、この記事ではツールを用いたバックアップであるため、バックアップの本質を理解することは難しいです。 故に、バックアップの本質を理解したい方は次の上級者向け記事をご覧下さい。

1. Mabinogi Backuper

マビノギのクライアントと設定をバックアップしていきましょう。
これらはコンピューターのリカバリーやコンピューターを買い換えたりする際に役に立つでしょう。

まずクライアントをバックアップしていきましょう。
これは簡単です。マビノギのクライアント(デフォルト: C:\Nexon\Mabinogi)を別のHDDなどに移すだけで完了します。

次に、設定ファイルなどをバックアップしていきます。
Mabinogi BackuperにあるMabinogiBackuper.exeを起動してください。
すると、このような画面が表示されます。



バックアップタブを開き、「...ボタン」（赤丸）をクリックしてください。
すると保存ダイアログが表示されるので好きな場所に好きな名前を入力して保存してください。（この段階ではまだ保存されません）



次に、バックアップしたい項目（青四角）をチェックしてください。

あとはバックアップをクリックすると自動でバックアップファイルが生成されます。

こちらは上記にてバックアップを行ったものを使用できる形にする、リストアする方法についてご説明します。

まずバックアップしたクライアントを好きな場所に移動させてください。
次に、Mabinogi BackuperにあるMabinogiBackuper.exeを起動し、ツール→Mabinogi Launcher Moverという順にメニューをクリックしてください。
XPの場合アカウント選択画面が出ますが、制限付きのチェックを外してそのままOKを押してください。



すると次のような画面が表示されます。



「...ボタン」（赤丸）をクリックし、先ほど移動させたマビノギフォルダにあるMabinogi.exeを選択し、開くをクリックしてください。



そして保存をクリック。

これでマビノギが起動できる状態となります。
次に、設定ファイルなどをリストアしていきます。

Mabinogi Backuperに戻り、リストアタブを選択し、保存と同じ要領でバックアップファイルを選択してください。



あとはリストアボタンをクリック。
エラーがでなければリストアが完了し、マビノギは完全にリストアされているはずです。

まず、バージョン偽装をするメリットをお話しておきます。
マビノギでは「ランチャー起動時にバージョンを比較して古ければアップデートする」といった作業をおこないます。
しかし、この時ファイルの整合性のチェックは行われていません。
そのため、アップデートファイルが壊れていたりしてもスルーしてしまうんですね。
この場合マビノギは正常に動作しません。
その時にバージョン偽装をすることで特定のバージョンから必要なファイルだけをアップデートさせ、それ以前の無駄なアップデートを行わせないのが今回の目的であり、メリットです。
いつから起動しなくなったのかわかっているのに「起動しない⇒アップデートを一からする」なんて面倒なことしてられませんよね。
また、ゲームスタートボタンが有効にならない問題もこれにより解決できるかもしれません。

ツール→Version Rewriterという順にメニューをクリックしてください。
すると次のような画面が表示されます。



まず「...」か「自動取得」ボタンを押します。
基本的に自動取得でOKです。 コンピュータに詳しい方なら...よりマビノギフォルダにあるversion.datを選択してください。

選択後、下のボックスに値が表示されます。
そこにある「変更後のバージョン」を任意の値にしてください。
この値を1つ下げるとバージョンが一つ下がったと認識され、1回分だけアップデートが行われます。

あとは「書き換え」ボタンをクリックすると書き換えが完了します。
マビノギランチャーを起動するとアップデートが行われるはずです。

ちなみに、バージョンを大きくしても全く反応されませんし、本当のアップデートが来てもスルーされます。結構まずいのでご注意ください。